その言葉だけで最高!!井上道場主催ジュニア空手道選手権大会
外は雨、体育館近くには綺麗に紫陽花が咲いていた…。
時系列的にはハウルの試合後に
空手仲間で先日の
JFKOの大会でもお会いした
冬子さん
にも声を掛けていただいて、写真をパシャ!!後ろから一緒の道場のお子さん(冬子さんのお子さんではない)を応援している姿を拝見させてもらったが、
親子空手邁進中!!
って感じで素晴らしかった…。これ親子空手の素晴らしさ!!こちらも負けてはいられない。
まずはハウルの試合。相手はいつも大会で戦う、
宇宙くん。
何故いつも当たるかと言うと
体重
が恐らくハウルと近いのだろう…。
もうこれで何度目か…。
多分、宇宙くんも嫌になっていることだろう。そして宇宙くんに勝つと先日も負けた
星くん
との戦いで顎尻家も楽しみにしていた…。
⭕️親子空手ポイント‼️この日は本当に暑くてね、顎尻家では先月からソフトなクーラーボックスを大会に持っていっている。この中にはゼリー(ウイダーインゼリー)やお茶などと一緒に、
⭕️氷を入れたアイシング氷のう
を入れていたり、
⭕️ただのペットボトルに水を入れて凍らせた物
や
⭕️アクエリアスのソフトパッケージを凍らせた物
を入れている。
ねぇチューしよう‼️対策(熱中症対策)の為だ。これが本当に良い。試合前でも積極的に体を冷やすために凍らせたペットボトルなどを使う。先月位から戦う相手より、
暑さとの戦い
と言って良いくらい熱中症も多いのだ。
話戻して。
宇宙くんとハウルの試合。周りには同じ道場の親御さんが見てくれている。
そして、いつも通り最重量級の戦い。試合は開始とともに
象とサイ
がぶつかる様な音がして打ち合いに。
ハウルも体は動けている…。
最近、彼は試合結果は良くないものの、
必殺技、ハウルの動かない城
は殆ど出ない。100%ではないが、以前のハウルに比べると結構動けている。
試合展開は、宇宙くんの突きと下段。ハウルの突きと下段という互いに、いつもの展開だったが一瞬、ハウルの攻撃が(最近、この攻撃に対し顎尻おやじが詳しく書かなくなった。正確に言うと詳しく書けなくなったのだ…。フルコンタクト空手界で読者が急増??している、このブログをハウルとレモンが読み、こんなこと書いたら相手に攻撃がバレてしまう!!とクレームがつきまして…詳しくは書けないのだ…)
宇宙くんの顔を確実に捉え、効いた宇宙くんの足が完全に崩れた…、そしてハウルも
世界一控えめな決めポーズ
本当に細やかな決めポーズ
を出すも3審判全く誰も気づかず…。
顎尻おやじも心の中で
嘘やん??
って思いながらも試合が進んでいく。
終始ハウルの手数、突き蹴りの重さ、有効打
全て勝っている
と思っていたが、本戦、判定はハウルに一本旗が上がっただけで
引き分け…。
正直なところ、妻も思ったらしいのだが、
完全に本線で勝ち
と思っていたら…。
そんな思いと裏腹に試合は延長線へ…。その後も押していた(試合内容で)とは思うのだが、
押しを2回注意され
ハウルの判定負けであった…。やっているハウルもセコンドのレモン、妻、映像係の顎尻おやじも
全く納得がいかない判定
に全員で失望の風が吹き荒れていた…。そしてハウルと
星くん
のリベンジマッチの夢は叶わなかった。
ハウルは宇宙くんとの挨拶に向かうも、
全くダメージのないハウルの体
に反して、道着を乱れさせて見えた
体の中心線を真っ赤にしている宇宙くん
これで負けなのか…。親としても辛かった一瞬である。
その後、
宇宙くんVS星くん
との試合があったのだが、ハウルにとことんダメージを与えられた宇宙くんが星くんに
赤くなっている体の中心線
を責められ、あっけなく完敗。
その試合を見ていたハウルと顎尻おやじの耳には
星くんから、
「ありがとう、おかげで楽勝でした!!」
と言う言葉が聞こえてきたのは、ただの空耳なのか…。
「悔しいなぁ…。」
と心の叫びを言葉にするハウルに
「勝ってる、勝ってる、勝ってたよ!!」
とだけ言ってやるので精一杯。
親子といっても、こんな時に言ってやれること、出来ることって少ないのよね。
一緒に現実を受け入れ、そこから逃げない
ってことぐらい。
だから、また星くんとやる機会はあると信じてレモンの試合に気持ちを変えた。
レモンの試合は同じ道場の選手たちが殆ど終わっていた…。
そん中、待機場で待つレモン。横にはセコンドに入る妻とハウルがついている。そして試合をまだかまだかと待っているレモンの側に
道場のツートップ
である
中田風人くん
と
白竹エサトくん
が順番に来て、
頑張れよ!!
と声を掛けてくれた。
これだけでも
百人力
って感じだが、親としては嬉しい限りだ…。
⭕️親子空手ポイント‼️ 試合前実は、レモンはまた、ねぇチューしよう!!に(熱中症に)なりかけていた。そこで顎尻おやじが前記ブログに記した様に、会場内で一番涼しいところを探しておいたので、レモンと妻と連れて行き暑さを凌いだのだ。感じる温度も全く違い涼しいのだ…。先月ぐらいから暑さが季節を超えている感があるが、どこも節約のためか冷房をガンガンに効かせている会場は皆無で試合が遅い選手は結構大変なのだ。だから氷などの冷やすものが先月あたりから必要だと思うのだが…。
話戻して。
レモンは中学生になってから残念ながら試合に勝ててない…。親からすれば、
勝てないことでモチベーションも下がっている様に感じる今日この頃…。
それでもこの一試合に勝てば
破道会館
庄田力弥先生の一番弟子(本当かどうかは知らんけど…。)
江坂くん
との対決が待っている…。
その対決がレモンのモチベーションを上げるのでは…そんな期待を家族一同描きながら試合に挑んだ。
試合開始早々間合いを急激に詰めてくる相手選手。突きと下段のお決まりの攻めのレモン。レモンは、この階級では他の子より背も高く手足も長い…。だからその手足の長さを壊すために、
くっつき虫作戦
を取る相手選手が多い。心の中で、
そこで戦うな!!
とレモンに見えないエールを送るも…。相手選手が離してくれない…。
そして、そのくっつき虫作戦の試合展開に嫌気が差したレモンが下がって間合いを取ろうとする。これがまた逆に審判からすれば効いて下がったと思うのだ…。決して効いているのではない。自分の間合いでしっかりと突き蹴りを出したいだけなのだが…。
そして苦し紛れに出したと思われる上段膝蹴り
であるが
抱え込み
を注意された。その注意を分かりやすく説明する主審は
あの近江商人の真髄で有名??な大会
びわこ魂杯主催者である昇心塾の塾長
であった。
いつもは営業マン顔負けの笑顔であるが、流石に主審を務めている時は真剣そのもの…。でも注意の仕方で真摯さが伝わってくる…。
そして試合コートの周りには同じ道場の選手たちが
レモンを必死に応援し
ハウル曰く、
「白竹さんのエサト君は、自らの弟が戦っているかの様にレモンを応援していた…」
「あの子は、ほんまにええ子や!!」
と上から目線で言うので
「お前がもっと応援しろ!!」とハウルに心の中でつぶやいたが…。
そして決め手のないまま試合が終了し、旗は当然
相手選手に上がり
レモンの負け
が決まった。
この時、我が家が描いていた
庄田力弥先生のお弟子さん
江坂くん
との対決はお預けとなった…。
やはり、あの
くっつき虫作戦
に対応して
自ら退がって距離を取って攻めよう
とするのが審判の印象を悪くするのだと分析。できれば
攻める距離がないなら自分の攻撃で相手を退がらせて距離を作る
これが出来ると良いのだが…。
これがレモンの喫緊の課題だ。
そして試合終了後、道場のみんなで写真を撮ろうと声が掛かった。有難いことだ…。
そしてみんなで
パシャリ
と…。
このメンバーが揃って空手着を着て一緒に大会に出場する日がもうないなんて…。
寂しい限りだが…。
それでもいままで、お疲れ様!!
と白竹さんところのお兄ちゃん、めちゃくちゃ人間的にも素晴らしい
エサト君
この経験を活かして勉強に剣道に励んで頂きたい…。
本当に親子空手ってシンプルにエエもんやね…。
それでは、また… つづく。
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