ハウル登場

家族

次男の紹介…。

 タクボンの弟、ハウル!!皆さんの御想像通り、ハウルの動く城が好きやから、この名前で登場。

 どんな子供かというと、ハウルの性格は内向的。

 まあ、元々内向的な性格だったわけでもなく、今でも本心は内向的な性格ではないと思う。学生時代のイジメに起因するものだ。学校でイジメを経験し、それを先生に伝えても助けてもらえなかったという、良くあるパターン…。

 

 よって、いまだに「学校には行きたくない」って良く言う。まあ、少しクラブなど楽しみも見つけてくれて、毎日学校行く前に

 「あー学校に行きたくない」

って叫んでも学校には行ってくれている。私達親は、絶対に学校に行かなければならないってスタンスではないのですが、かと言って「行きたくないなら、もう行かなくてもいいよ。」とは言い切れてない現状。

 

 その考えは三人の子供達に共通に持っている。ハウルだけではない。学校に行かなくても学びがあるならそれもOK。でもそれがないなら…。単に休むってのも一応OKかな。イジメなどの逃げ道。私も妻も子供の時だけでなく、大人になってから仕事場でイジメも体験済みですので、理解はある。

 

 親としては、「イジメで学校に行きたくない」って言われるとなかなか辛いんだけど、ハウルはどうやら、それだけではないらしい。それにイジメは学校だけでなく、残念ながら人間社会どこに行ってもあるから…。出来れば、イジメに対する抗体を持ってもらいたいと願う気持ちもある。しかし、学校に行きたくないのは、

 「学校が単につまらない。」

らしい。

 それは、それで理解できる。実は俺もそう思っていた。昔。昔でもそうなんなら、今なら、もっとそうだろう。面白くないんだろう。いっぱいやりたい事も溢れ、学びって言うものも選択肢が増えている今なら、当然つまらないんだろう。

 残念ながら学校を面白いところって、思わせれる先生も少ないのかも…。

 余談ながら、私は学校の先生になりたかった。子供の頃の一つの夢。まあ、学校の先生もののドラマも多かったしね。単に子供好きでもあったからね。

 

 話戻って、

 ハウルはMINI顎尻おやじと呼ばれるほど、体型的にも内面も、良く似ている。私の妹がハウルに良く言っている。

 「あんた、顎尻おやじに良う似てるな!!」

 「いややなーって思うぐらい似てるわ。」

とも言いよる。

        「ほっとけ」

 

 ちなみに男三人とも外見的には顎尻おやじにそっくりです。妻の実家に気を使いたくなる程、顎尻おやじに似てくれている。

 それだけが俺の支え。

 たまに妻に似ているねって」人がいるが、まあ、百人に三人ぐらい。その人達を見て顎尻おやじは、

 「嘘つき…。」

って心で呟いている。

そしてコッソリと、その人の心に入り込み、嘘つきの烙印を押している。

 まあ、冗談はそれぐらいにして、本当に三人とも良く似てくれている。その中でも一番内面も、食の好みもそっくりなのがハウル。

 このハウルの夢が

 「金持ち」

多分ウチが貧乏生活だからだろう。

 何になるって職業を言うのでもない。

小さい時から、

「金持ち」「カネモ」

って言いよる。まあ、普通なら「嫌らしい子やな」って思うところかもしれないが、顎尻おやじは、変わり者。なかなか

 「ええセンス」

やって思っている。似ているからではない。何者になるかって事より、「大切なこと」を理解してくれているのが嬉しい。それに子供達が生きていく未来は一つの職業にこだわってられないしね。そうするべきでもない。

 無理やり教えた訳でもないし、多分反面教師として、そう思うのだろうが…。

 そして、将来は起業を目指している。何をやるかは決めてないようであるが…。なかなかビックな夢に嬉しいやら、応援したいやら。

 またハウルは優しい。優しすぎる。兄のタクボンが体が不自由な為か、支援学級のお友達にも優しくしているようだ。親としては嬉しい。ただ、

 以前、イソップ童話の話をしたが、イソップ童話の蟻とキリギリスのどちらがエエと言うのではない。どちらの面も必要だと。

 ハウルには、北風と太陽の話が合うかな。

 ハウルの心には太陽はあるが残念ながら北風を持ち合わせていない。

だから、イジメられても、ひとり学校のトイレで時間を過ごしたり、教室に取り残されたりしていたようだ。また、何か意見が言いたくても慣れない所で、慣れない人には言えない弱さも持ってしまっている。

 あるあるだが、弟には厳しいんですけどね…。

 もっと強気になってもらいたい…。

 無闇に振りかざすことはないが、強さを秘めてて欲しい。(究極的には優しさは強さであると理解はしております。)

って願うんですが、それがなかなか。メンタルトレーニングに付けたら良いのでは、寺の荒業を体験させたら良いのでは、と冗談まじりに家族で言うぐらい弱いなあ。それが自分でも良く分かってて、

 「俺は能力は一流でも、心は三流」

なんて公言するようになってしまってるから、残念に想う。親としては、心を強く持てるようにしたいなあって思うけどね。自分もそんなに強い訳でもなく、他人と比べる必要もないけど、他人と比べても、顎尻おやじも決して心が強い方ではない。

 メンタルタフネス

憧れますわ。そんな言葉

 そして、ちょっとでもハウルの心がそうなるように色々と体験させたりしている。

      小さな小さな成功体験の積み重ね

これが自信や自己肯定感に繋がりメンタルタフネスの道に繋がると信じてね。(知らんけど…。)まあ、それぐらいしかしてやれんからね。親は。特にハウルが好きなことでの成功体験。これ出来るように親として努力している。

 正直なところ、それ以上に人間としての優しさを持ち合わせているハウルを大好きなんですが、まあ、出来る事なら大人になりきるまでに

 強い心

を持してやりたいね。

 やれば、出来る

ってね。

 やっぱり親って難しいね。自分が子供の代わりに戦ってやれる訳でもないし、所詮はボクシングのセコンドと一緒。でも、親として子供がこの世界で戦っていく上で、十分なトレーニングさせて、ええリングで戦えるよう頑張らないとあかんね。

  

 ハウル

の話もするから覚えておいてくださいね。

                          つづく…。

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