20代で生まれた差は一生かけても取り戻せない。
こんにちは。藤井聡太六冠、やりましたね。名人戦に勝利して、七冠達成。素晴らしいの一言ですが、一途に子供の頃から、ひとつの事をやり続けた賜物ですかね。出会い、場所、方向性、努力量、全て整っての偉業ですよね。
まあ、子供には、なんでも良いから、夢中になれるモノを見つけて貰いたいし、そのキッカケを与えてやりたいなあとバカ親なりに思っているのですが…。
ウチには、タクボン以外に二人の男の子がいるんですが、この子達にも、藤井聡太七冠みたいには中々いかないものの、何か夢中になれるものを見つけて貰いたいなあと思っています。
ウチの子供達は良く親に、
「なんで学校ってあるん?」
「学校て行かなあかん?」
「勉強、宿題っている?」
なんて質問というか愚痴のような心の叫びを発します。
その度に、
⭕️ 貧しい国には学校に行きたくても行けない子供もいる。
⭕️ 学校自体が十分にないところもある。
⭕️ ある程度は勉強してないと読み書きもできないし計算もできないことから、買い物や必要な書類も読めなかったり、時に騙されたりもする。
⭕️ 将来、仕事や趣味など選択肢が狭くなる。
⭕️ 教育が行き渡ってないことにより貧しさから抜け出せない国もある
なんて、もっともらしい事を言って言い聞かせる。
そんな話をしていると子供達は、
「でもなあ、ホンマ学校てつまんないよ」
ってブツブツブツ…。
そこで、一つの疑問??「ところで、学校休んで何するん?」
って言うと決まって、
「ゲーム」
って即答。一択です。いや、
「YouTube、ゲームの解説のやつ観る」
って二択。どちらにしてもゲーム、ゲーム。
私みたいな者でも子供の頃はゲームしましたよ。ゲームウォッチにファミコン。マリオにゼルダと今でもあるお馴染みのキャラクターを使ったゲームにハマりましたね。良く友達ともプレイしました。だから気持ちはわかる…。
でも、学校から帰ってもずっとゲーム。休みもゲーム。学校休んでまでもゲーム。
ってのが分からない。
そんな時に子供達はね、私の心を見透かした様にね、
「なんでゲームやったらあかんの?」「いつもなんでも夢中になってやれって言うやん。」
と、口をひん曲げながらも澄んだ瞳で、顎尻おやじを見て言葉をぶつけてくる。私の濁り切った瞳に。
こうなると顎尻おやじも真剣に答えねばならないって思うわけで、この何で、なんでマンの子供達に勝つために…。
しかしね、本当のところ、いい答えを持っている訳でもないんですよ。正直ね。この子達にとって「ゲーム」との出会いが藤井七冠の将棋との出会いと一緒と言う可能性もある訳ですし、ゲーマーと言う仕事もあって稼げるものでもあり、今後発展していく分野であることは理解してはいるんですが…。
顎尻おやじはですね、子供達に
「ゲームをやる時は、夢中になったら良いと思う。やる時はね。でもね、ずっとはアカンよ。」
「何事も時間を決めずにダラダラと続けるのは良くないよ。」
って言っても、何で、なんでマンの子供達は、
「俺らの言ってること、半分正解なの?」
って感じですね。
「それなら認めてよ、俺らの気持ち…。」
そこで追い討ちするように、カウンターの言葉を…。
「あのなー。何でゲームをやり続けたらアカンかって言うとね…。」
それは、時間を大切にして欲しいから。
「今の時期は、大切な時間を使って、マリオを育てるより、あなた方が育たなアカンのよ」
「要はね、人生で一番大切な時間ってモノを使って、あなた達がマリオを育ててる場合ではなく、あなた達が育つ時間の使い方をするの。だからマリオでなく、あんたらが冒険するんや。時に飛んだり、走ったり、泳いだり、戦ったりするんや。そして経験値を上げるの。」
「マリオやゼルダに冒険させて経験値あげてる場合ではない、あなた方が冒険するの、冒険!!」
「まあ簡単に言うと、アンタらがマリオになるってこと…。」
決まったね。顎尻おやじ渾身の一撃。この言葉で納得するやろう??え!!那須川天心並みのカウンターやで。(女性読者には、よく分からんかな…。)
でもね、親の言葉って届かんよね…。ホンマ。俺もそうやったかな。爺さん、婆さんの言うこと聞かんかったアホたれや。せやからしゃあないかな。でも分かって欲しいな、少しでも…。
ってことで、ウチはタクボンは早々にと言うか必然的にって言うか「音楽」ってモノを見つけてくれたからいいんやが、後の子供達には、夢中になるモノを見つける為に、少しでもゲームの時間が減り、冒険できるように色々な習い事させたな。そして、自然の中でキャンプしたり、飯作ったり。ザリガニ釣り(もう出来んな…。)したり、海釣りしたり公園走ったりね。
全て冒険の中の一コマ。その中で、キノコ🍄出てきて体デカくしてくれたり、一緒に戦う仲間見つけてくれたり、ピーチ姫と出会えたり…。してくれたらなあ…。
親の願いって届かんのかなあ。決して願ってるだけではないんやが…。
最近、売れている本、「夢と金」ええ本やった。子供にも読ませたいなあ。そんな本の作者、西野さんも言っている。
若い時に生まれた差は埋まらない
20代で生まれた差は一生かけても取り戻せない
って。
ホンマに思うから、ええスタートダッシュ決めて欲しいから。20代でええ刺激感じて頑張って欲しいから、今のうちに冒険して欲しいなあ。たまには、マリオ育ててもええけどね。
分からんかな。読んでくれんかなあ。
ちょっと、この本、見えやすい所に置いておこ。誰か読まんかな…。
つづく…。
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