覚醒するのか、リアルチャンピオンシップ決勝大会で…。
月曜日、ハウルとレモンと三人で空手の自主練習をやっていた時のこと。
ほぼ毎週、月曜日は空手の自主練習をハウルとしている。レモンはサッカーがあるので、月曜日は一緒にできないのだが、この日はサッカーが休みで久々に三人で空手の自主練習をすることが出来た。そんな中、ハウルの動きが一段といい。さすが、
自主練習、最強少年!!
緊張と、強い相手が居なければ、これ程素晴らしいコンビネーションを出せるのか、技のキレがあるのかと驚くほどだ…。まあ、野球で言うところの、
ブルペンピッチャー(情けないので敢えて小さく表示してみた…。)
ってところ。
ブルペンではエエ球なげるんやけどなぁ…。
ってタイプ。しかし、そのハウルが、レモンと必死になって練習し汗をかきながら、顎尻おやじに言った。
「もうヤマトって名前、辞めへん」
と言う。顎尻おやじは瞬間的に、
「そうやな、もうやめよう。辞めさせてくれ…。」
「日曜日のリアルの決勝大会で勝って、ヤマトの名前改めよう…。」
ここで、なぜヤマトという名がついたのか…??その理由を語ると、それは、ハウルは戦艦大和のように年齢の割には体格が
デカイ
ただ、いつも空手の試合では、その体のデカさやフィジカルの強さ、そして、一つ一つの技の重さもあるのに、なぜか完全敗退、
試合会場という海に沈んでいく…。(海を表現して青色にしてみた…。)
その姿が、戦艦大和をイメージさせるので、いつの間にか、インスタグラムに登場させるときも、
宇宙戦艦ヤマトのテーマソング
をバックに流している。そんな、
ヤマト
の名前を辞めると言う。
そこで、顎尻おやじが
「そしたら、リアルの決勝大会で、勝てたら?なんて名前にする?」
と聞くと、一緒に練習していたレモンが間髪入れずに
「王毅将軍!!」
「キングダムの王毅将軍」
けど、
「今はまだ、大きな矛を持つも矛を使えない王毅将軍」
「将棋で言うと持ち駒は沢山あるのに、一切使わない羽生さん!!」
「何故かアフリカに居て、武器を一切持たない使えないプーチン」
とどれも、そう怖くはない例え話をするレモン、完全に兄貴を
馬鹿にしとる
せやけど、名前変えたいなぁ…。
王毅将軍
でも、
関雲でも張飛(これは三国志か)でもなんでもエエ。覚醒したら強い名前にしよう…。
リアルの決勝大会で勝つ
とは優勝を指すものではない…。
ハウル自身が持つ能力を100%出し切る
ことである。総じて自らに克つことである…。
ハウルは、
突きの強さも、下段蹴りも、膝蹴りも、どれを取っても一線級である。(親バカ)
しかし、それが今のいままで試合で出たことがない。出したことがない…。奥ゆかしいのか、臆病なのか、
自らの力を信じ、自らの力を出し切ったこと
がないのである。相手がデカイ、強い、流派がどこか、なんて一切関係ない…。いつもどこかで、
自分を信じきれてない
のである…。その信じきれない自分に克って欲しい、自分を信じて欲しいと願って…、このブログを記す…。
果たしてどうなるか…。
リアルチャンピオンシップの決勝大会
ハウルに負けず、この大会に出たいと願い、最後の最後で権利をもぎ取ったレモンも初めての大きな大会…。いかにして戦うか…。
今年初戦、大きな大会でいかに息子たちは戦うのか…。楽しみで仕方がない…。
この大会に勝手にサブタイトルをつけるなら、
覚醒せよ!!漢たちよ!!
である。
それでは、また。つづく…。
コメント