習い事の続編。番外編。
こんなタイトルにして、怒られへんやろか、心配、心配。
いつも拙いブログを見ていただいて有難うございます。
先日のお話で、ハウルとレモンが空手を習っていることはお話しました。そのキッカケとなった初めの出会いが面白いのでお話ししようかと思います。
私、顎尻おやじは学生時代、格闘技、特に打撃の格闘技が大好きで空手を4、5年かじっていた。かじっていたと言ってもその頃は、とてもハマりましてね、時代はK−1が狼煙をあげる前で、その後、格闘技番組がテレビのゴールデンタイムで放映され全盛期を迎える。そんな時にフルコンタクト空手にハマった顎尻おやじは日々汗をながして青春時代を満喫していた。
私だけではないと思うんですが、親ってものは自分がエエって思ったら一度は子供にさせたいもんなんですわ…。
そんな事もありましてね、ハウルやレモンが空手をしたら…。なんて思ってね、四歳から習わせてくれると言う通える道場にハウルを連れて行った。
見学、体験に行きますとね、ハウルのコメントは
「面白くない…」
と一言。本人がやりたくないものを無理やりさせることはマイナスになるので、その後は一切空手の話をしませんでした。
しかし、世の中分からんと言いますか、縁があれば繋がるのか、ひょんな事がありまして。
その後、全く空手の話をしなかったのですが、ある朝、妻とハウル、レモンが
戦隊モノの子供向け番組
のテレビを見ていたら、空手をやっている正義の味方が出て来て活躍したらしい。(妻曰く、横○流星君やったらしい…。顎尻おやじは見てないから知らんけど…。)それを見たハウルが、
「俺も、これをやってみたい…。」
って呟いたらしいのです。そこで間髪入れず妻が、
「この空手って、だいぶ前にパパと見に行ったヤツよ。」
って言ったら、
「これヤル」
とやる気になったらしい。(流星君有難う…。知らんけど…。)
世の中、わからんなぁ〜〜
と思いましたが、キッカケなんてなんでもエエんですわ。それで始める事になりましてね。それでも、そこから一悶着ありまして。
だいぶ前に見学に行った同じ道場に入会の申し込みをしまして、ハウルを連れて行ったところ、
空手を教えている間、親の見学はダメ
ってルールがありましてね、空手の先生が
「お父さん、子供のうちから親から離れてなんでも出来る子供になる為にも、一人道場に残してください。」
「皆さん、そうしてもらってます。」
「私に任せてもらえれば、子供なんで、すぐに慣れると思います。」
「心配せずに、また練習が終わる頃、迎えに来てやってください。」
押忍
と自信満々に言うのです。
ただね、ウチの子供達はなかなか一筋縄では行かないもので心配してたんですよ。所謂、普通の子ではないので…。先生の仰る事は良く理解できるんですが、しかしね〜??
「ほんまに大丈夫やろうかぁ?????」
って思ってたんですが、そこまで言われるんならと、気持ちを切り替えて先生にお任せして帰宅したんです。
そして終わりの時間ぐらいになって迎えに行くとね、まだ皆さん、大きな声を出して練習してたんです。ほんまチビッ子が大きな声で大きめの空手着に身を包み、拙い練習をしているのが、カワイイったらありゃしない。
しかしね、よく見ると、ウチのハウルの姿がパッと見て見えないんですよね。空手道場の中で。
よくよく探してみると道場の隅っこの隅っこで一人寝てる子を発見。
ハウル
ですわ。女の感ほど良く当たる訳ではないですが、親の感もソコソコ子供には通用するレベルで当たります。寝転んでる我が子を見て、
「やれやれ、言わんこっちゃない」
って感じですわ。
そんな事を思っていたら練習が終わりましてね、威厳ある空手の先生がバツの悪そうな顔で道場からハウルを連れて出て来たんです。
そして、先生が頭を掻きながら、
「ハウル君、全く一緒に練習してくれないんですよ。お父さん申し訳ないですが、今度の練習の日、1日だけ、1日だけハウル君と一緒に空手やってあげて貰えませか…。」
と言われた途端、顎尻おやじは先生を怒るなんてしません。
「勝った、ハウルが勝った。泣く子も黙る極真(もうそんな時代ではないか…。)に勝った。」
「やったー。」
って心の中で絶叫してしまった。
ハウル、一本勝ち
まあ、そんなことがあっても、その後は順調にやってくれて、レモンも四歳前に
「俺も空手したい」
ってことで当然の様に兄弟揃って習うようになった。二人とも決して強くはなく、やっててほんまに
面白い
って思ってるんやろうかって何時も思って来たけど、何年もやってやっと今年になり
空手が面白い
って気分になっている二人ですわ。
また、今後空手の試合などの記事も書きますね。皆さんも子供さんの習い事に関しては色々とあると思います。今後も、「こんな事、どこでもあるなぁ〜〜〜」って見て貰えたら幸いです。
それではまた。
つづく…。
コメント