正道の波に飲まれた二人…白蓮会館全日本ジュニア

空手
Screenshot

兄弟揃って正道チャンプに…隣のコートで戦った、負けた、散った…。

今や飛ぶ鳥を落とす勢いの

 白蓮会館

その全日本ジュニアの大会に参戦した。

審判には、

 YouTubeで有名な

 JFKOチャンピオン

 福地勇人

そして

 JFKOチャンプにしてKCC出場者

 多田大祐

同じくJFKO3位

 平木楓

選手などなど子供達からすれば憧れのメンバーが審判に…

  いやはや豪華なメンバー

 そして大会の開会式

 JFKOチャンピオンにして他流派で唯一一人KCCに参加できる

  多田大祐選手

が挨拶を…。

その挨拶の中

 「僕は本当にダメな選手で子供の頃から試合に出ては負け続け…。」

 高校で初めて入賞して…そこから何とかやって来れて…。」

 なんとか空手を続けてたら…JFKOのチャンピオンまで…」

我が家が藁をも縋りたいような言葉で挨拶…。

 この言葉を信じるしかない…。

深く心に沁みた顎尻家の夫婦であった…

今日の対戦はハウルレモンがほぼ同じ時間帯に試合となる予想…。

 ハウルは1回戦、正道の選手に勝つと待っているのは、先日の

  正道会館主催 

  全関西空手道選手権大会

の2回戦でボコボコにされた

 昨年、正道会館主催、

 アディダスカップ優勝者

であり

 戦うライオンこと砂上くん

との対戦だ

 正道会館の全関西の時は1回戦は確かアディダスカップ入賞者勝利する

 チャンプである戦うライオンハウルがあの砂上くんライオンって感じと言うので…そう命名した。)

  砂上くん

ボコボコにイカれたのだ。

それがまだ脳裏に残っているハウル…。

 そしてレモンも同じく一回戦から

  正道のチャンピオンの一人、

  中学生の怪物青帯モンスター

   山下くん

との対戦である。

 これまで彼とは色々な大会などでお会いしていたのだが、これまで対戦がなかった…。またお父さんもよくお声かけくださり、

 顎尻おやじ見たいなものにも、丁寧にご挨拶してくれる、

   素晴らしい親子

なのだ。

 しかし、

   勝負は別‼️

   勝たせてやりたい…

とは思うのだが…

 モンスター山下くんは、空手技術の向上を超えるが如く、体の成長が早いお子さんだ。

 うちのレモンも負けずに肉体的にも成長をしているのだが、その数倍の勢いで成長てきたのか?大柄で、以前は正直なところ体で勝っているなぁと思っていたのだが、最近は技術的にも格段に飛躍している選手である。

 まさしく白蓮会館多田大祐選手の様な

  大きな体

で前に前にと良い組み手をするのだ…。

 そんな強い相手と初戦から戦うレモンは少しハウルより緊張気味だ…。

どちらかと言えばハウルの方がいい感じの心持ちでいる。

そして、試合開始。

 ハウルは一回戦は二つの顔面パンチを喰らって倒される反則を受けながらも

  圧勝

し予定通り、2回戦へと駒を進めた。(主審白蓮会館レジェンド

 初代最強の侵略者南先生顎尻おやじは緊張したのは言うまでもない…。)

 

そして、2回戦。我々の勘違いでなければ、一回戦が始まる前から

 ライオンキング砂上くん

は我々をチラチラと見ていた…。

 初戦当たるのはこの子だと思っていたに違いない…。ただ不思議なのは顎尻おやじハウルを覚えていないのか??先日の全関西でハウルはボコした相手なので警戒をする必要はないはず。もっと警戒をしなければいけない相手は沢山いるはずだから…ひょっとしたら我々の勘違い??自意識過剰??なのか…

 そして、ここからはハウルレモンは、ほぼ同時進行。ハウルのセコンドは1回戦に続き顎尻おやじレモンのセコンドは。コートは隣どうしハウルの試合を待機場で待っている時にレモンの試合が始まった。ちらっとしか見えないが、やはり青帯モンスター山下くんに押されている様だ…。

 そしてハウルの試合が始まった。

ハウルの試合が始まった時にはレモン

 青帯モンスター山下君くんに完敗

していた。

 そしても横のコートからハウルの試合を見て、レモンハウルのセコンドに駆け込んできた…。

そして

 いざ、勝負‼️

 初手は(将棋か??)砂川くん右下段から左の胸パンで始まった…。ハウルはストレートの突きを中心に

 下がらないぞ‼️

と言う意思の強さが見えた。

  超接近戦

での同体格の

  超重量級の戦い…。

セコンドで見てて純粋に

 これは、オモロイ‼️

と思っていたら、反対のコートから

  「ハウル頑張れ、ハウル頑張れ」

の応援する声が聞こえる…。

 前半戦は互いに互角。

  手数では砂上くん。

  押しているのはハウル

そして下がらないハウル砂上君が焦ったのか、狙っていたのか??

 右上段を放つ

 それを確実に交して前に出るハウル。見方によれば前半はハウルが押している様に見える。相手の手数にも決して下がらないハウル。打開策からか、肘を落としたり突いたりと接近戦でも押して行こうとする

 ライオンキング砂上くん

審判の南先生も必死に二人の攻防を見てくれている…。(顎尻おやじは、何故かそれで十分なのだが…)

 そして砂上くんの胸パンとハウルの突きという攻防が続き、砂上くんの下段にハウルの膝と言う展開に変わってきて徐々にハウルが押される形で下がらされる…。

それでもほんの数ヶ月前にボコボコ

  ボコられた相手

とは思えない善戦ぶりだ…。

 そして双方決定打はないも互いに重い突きと下段を繰り出し、前半の貯金を返される形でハウルが押されて終了した…。

正直なところ、

 惜しいけど…

 負けたなぁ…

と思っていた。

当然、審判の旗は全員

 ライオンキング砂上くん勝利

を指していた。

ただ本当に善戦した…。

ハウル曰く

今まで戦った相手で突きが重い

のは

 砂上くん

と聞いていただけに、もっともっと押し出されるのではないかと想像していたが、前半は押している場面も見られた…。

  ひょっとしたら行けるのかも…。

と言う感じが顎尻おやじの中でフッと沸いた。

何か良く分からないが 

   いけるかも…。

って親バカな感じだが想ったのだ…。

当然、完敗の試合であるのは承知の上ではあるが…それでも何か掴みかけた感じがしたのだ…。

 そしてハウルが第一声

   悔しい…

と言って座り込んだ…。

  「よく頑張った、よく頑張った…」

ハウルの頭からシャワーの様に浴びせかけるの言葉…。

その言葉のシャワーを嫌うかの様に足を冷やしながら首を振るハウル…。

どうやら本気で

 悔しかったらしい…。

善戦ではなく勝ちたかったのだ…。

 正直なところ、あのまま引き分けを貰って延長戦に行っても負けていたとは思うのだが、ハウル本人は本戦で何かしら

 掴んでいた

のかもしれない…。

 本当に悔しそうにしていた…。

 この試合後、顎尻おやじはレモンの試合をじっくりとがセコンドと映像係を務めて撮影してきた試合映像を見た…。

  完敗

ではあるが、もっとレモン

  自分を信じてヒットアンドアウェーで戦う

のではなく、

  がっぷり四つで戦っても面白いのでは??

とも思った。

 確かに体、力で負けるているのだが、それでも

   真っ向勝負

青帯モンスター山下くんに仕掛けても良かったとおもった…。

そうすれば、同じ負けでも

 ハウルの様に何かを掴んだ負けとなる

と思ったのだが…。

二人して正道の大きな波に飲まれたのだが、その大きな海から何か掴み取って次の試合へと繋げて欲しいと思った。

そして次の日は連続の試合、

 リアルチャンピオンの予選会、全真会館主催の

   全真カップ全関西空手道選手権大会

が待っていた。

ここにもまた、

 魔物が潜んでいたのだ…。

それでは、また… つづく。

追伸、対戦してくれた正道会館の両選手、砂上くん山下くん対戦ありがとう…。

  強かったです…

  次は勝ちます…

  知らんけど…。

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