おフランスの歌姫からのプレゼント…。
皆さん、こんにちは。
いつも拙いブログを読んでくださり感謝しかありません…。私どものブログは読んでもらっても対して得になるような記事でもございませんが、「この家も、こんなことがあるんやな」「意外と親として苦労していることや、思っていることが一緒やなぁ」と共感してもらえれば有り難いです。
それでは、今日は、歌手のお話を…。皆さんは、おフランスの
ZAZ(ザーズ)
って言う名の歌手をご存知ですかね?
おフランスでは超一流の歌姫なんです。日本でも一時期、NHKでフランス語会話かな?出演されてたからご存知かも知れませんね。ヨーロッパではなかなかの人気者。アホな顎尻おやじが思うに、この人がおフランス語を使う方でなく、英語を母国語としている国の方だったら、もっともっと世界的にメジャーになっている女性ではないかと思うくらい、お歌が上手い。
もともとは
シャンソン歌手
のようで、ジャズなど結構オールマイティーに歌いこなす。楽器の音などを口で表現したりもして上手いだけでなく、器用な女性シンガーである。このおフランスの女性シャンション歌手を6、7年前(コロナ以前)に知った顎尻おやじは、キャンプのバックミュージックにしたり、お家で一人コーヒーを楽しむのに良く聞いていた。
そんな中、ある日とある番組で取り上げられて、歌っている姿が映し出されると、それをたまたま観ていた歌好きのタクボンが、
「この人、歌上手いなぁ…。」
「一度、生で聞いてみたいなぁ…。」
と言うので、顎尻おやじは
「良く家で聞いてるよ。この人の曲」
「なかなか機会はないだろうが、日本に来たらコンサートに行こう!!」
と話をしていた。
ちなみに二人とも、おフランス語は全くわからない。英語も、なんなら日本語もままならない二人が、なぜ、
おフランス語のシャンソン歌手
なのか?これは
フィーリング
としか言いようがない。でも、
コンサートに行って全身でその歌を感じてみたい
と心底思っていた。
そうしたら、そのテレビで
ZAZ
が取り上げられてから、そう日にちが経たない間に、
ZAZのコンサート、日本公演
があることが発表された。それも確か、
東京と大阪
の2公演だったと思う。場所は松下IMPホールだったかなぁ?。顎尻おやじは嬉しくなってすぐ様
チケットを2枚
取った。(すぐに行動に移すタイプ)
そして、コンサート当日、車椅子のタクボンと訪れたコンサート会場には当然と言うか、想像通りと言うか、コンサートフォール超満員と言うようなことはなく、フォールの
前の一角、数百人程度かなぁ
それぐらいのお客さんの入りであった。そのお客さんを見ていると、皆さん、
大変お洒落!!シャレオツな方ばかり
さすが、
おフランスのシャンソン歌手
を聞きにくるお客さんだと思った。そして少ないお客さんではあったが、みなさん、
ノリノリ
である。長渕剛様のコンサートのようなお客の下品さは全くない。なんなら拳も突き上げない…。(剛ファンの方、正直に言って申し訳ございません…。顎尻おやじも剛様を愛し続けていますので、お許しを)
全く知らない世界に飛び込んだ感じであったが、コンサートが始まると、タクボンも他のお客さんに負けないぐらい
ノリノリ
で車椅子から転げ落ちそうになるぐらい全身を使って嬉しさを表現していた…。我々が座っていたのは、タクボンが車椅子だったこともあるのか、1番前の舞台から見て1番左端に案内されていた。そんなお洒落空間におフランス語も全くわからない漢二人が、それも一人は車椅子で
ノーリノリ!!
で、何か場違いな感はあったが、顎尻おやじも生歌が聞けることに純粋に
感動
していたのである。そして、コンサートはこぢんまりとしながらも
ZAZの圧倒的、かつ壮絶な歌唱力
の前に顎尻おやじとタクボンは、
ノックアウト
させられてた…。そして、コンサートの終いに、
奇跡が…。
なんと
ZAZ
が舞台で挨拶をして舞台袖に帰ろうとする際、
急に舞台から飛び降りて来て
一目散に顎尻おやじとタクボンの方に走って駆け寄り、タクボンと私に
おフランス語で何かワンフレーズ
語ったかと思うと、そっとタクボンの顔に自らの顔を近づけて、
タクボンのホッペに
優しくキス
をした。
そして少し微笑んで、また舞台に戻り舞台袖に帰っていった。
たぶん、1番前でおフランス語も分からない、ダサい二人がノリノリであったこと。そして、車椅子にも関わらず、全身で感動を表現していた、漢二人にコンサート中もZAZ自身、目に入っていたのだろう…。そして、それを嬉しく思っていたんだろうな…。と感慨深げに浸っていたら、タクボンがいきなり、
「あれ、何、タクボン何されたん????????」
「びっくり、あれZAZ本人??あれってキス??なん??」
とホッペではあるものの、おフランスで有名な歌姫に
キス
をされたタクボンは完全に
感電したように全身震えていた…。
そして、感動や感激する以前に、自らの想像を超越していた出来事に更にノックアウトしていたようである。顎尻おやじも、
わざわざ舞台を駆け降りてタクボンに感謝を表してくれた
ことに素直に感動したが、タクボンのホッペにキスしてくれたのなら、
ついでに顎尻おやじにも
キス
してくれても、良かったんじゃない??と卑しい心をどこにも、打つけることも出来ずに帰宅したのでした…。
追伸。その後、タクボンは会う人会う人に(ZAZの事を知らないのに)
「俺、ZAZのコンサートに行って、ZAZにキスされた!!」
と自慢していたのは言うまでもない…。
それでは、また。つづく…。
コメント