他の競技より期間が短い気がするがぁ…比べるものでもないのかと…
親子空手って言ってもね、ウチは現状、親はプレイヤーとしてはやってない。試合に出なくても親子どちらも稽古をすると言うのが親子空手って言うのなら、それとも違う。まぁ、親子で空手の試合に参加している(親はセコンドで指示したり(余りウチは効果はないですが…。)マネージャー業をやったり、時にはサンドバックと化したり…。)と言うのをここでは、親子空手としておく。
その前提でお話しすると、この親子空手ってのも中々期間が短いながら結構大変なのだ…。このブログを見ている方の中には親子空手をされている方も多いかと思いますが、
なかなか大変ですよね〜〜
どうなんでしょうか、ウチは一応4歳ぐらいから(レモンは3歳から)空手を習っているのですが、自分ところの道場の試合には、親が連れて行ける時は参加してたのです。だから小学生になるまでに試合は何回かは経験していたのです。
ウチの道場を見てみますと試合に出る子供さんは多い時で全体の2割ぐらいですかね。ほとんどは1割に満たないぐらいの子供達しか試合に出たりしません。
礼儀を重んじたり
体をある程度鍛えたり
大きな声を出す事を大切にしたり
と試合に出ない子供さんでも空手と言う武道、格闘技はそれらの親御さんの望みを十分叶えるものではある。
だから試合にでない子供さんの親御さんの気持ちも分からないではない。それに怪我もするしね…。でもウチは何故か知らないけど試合を初めから出場すると言う選択をハウルもレモンもしている。親が決して
「大会に出ろ!!」
とは言ったことも、唆したこともない。今となってな何故大会に出る様になったのかも分からない。空手の先生も強制的に大会に出る様に圧力をかけたり(合宿なども同様だ)しない。
「できれば若いうちに大会に出ておくと、将来いい経験をしたなぁ…って思えるよ!!」
ぐらいである。だから大会参加者が余計に少ない様な気がする。
それはそれで良いのだが、逆に大会に出る子供に
特別な練習もない
のである。学校生活で言うと、
進学する際、ええ学校に行きたいのに、
特別な補強勉強や進学コースなるものがない
のと同じである。
だから大会に出るなら出ても良いけど、大会に出ない子供と一緒の稽古で
意識を高く持って一生懸命稽古してね!!
って感じである。
まあ、それを不満に思っている選手も居るとは思う。
そして特別な練習がないにも関わらず、(正確に言うとユースと言う稽古が月に一回本部道場であって、親が連れて行けなければ参加できないし、結構、大会に多く参加していると出たくても出れないのが現状)他の流派との交流はなく、同じ道場でも支部どうし交流はほぼない。ましてや、他流派への出稽古なんてのも企画されない。なんなら禁止って感じ。
しかし、それで一体どうやって大会に勝つのだろうか??
学校の勉強だけで一流高校、一流大学に行く子も居るだろうが、果たしてどれくらいの人が
そんな離れ技を成し遂げるのだろうか…。
親子空手の難しさの一つである。
またウチもそうであるが、親子空手では子供達の為に父親が時には母親が
キックミット
を持ったりして自主練習するのだが父母が空手経験者でなければ、これまた大変なのだ。今の時代、
YouTube(ユーチューブ)やInstagram(インスタグラム)
に一流選手が技術指導などを上げてくれるので、それなりの練習になるのだが、それを親も理解していないとミットひとつ持てないのが現状。そんな事でもしない限り、
子供達は技術的に成長しない
のだ。
それに大会に出ている選手が少ないことから
ロールモデル
になる先輩も見当たらず、ある程度それを親が担ってやらなければならない現状がある。担うという表現は違うのかもしれないが導いてやるってことが必要なのだと思う。憧れの先輩が居てその方の練習方法を真似て…という様なことがなかなか無いのが悲しい…。だから
これも結構大変なのだ…。
小学生の間ならミットを持ったり出来るのだが、体が大きくなり中学生くらいになると、ミットを持つ親の方も大変。それこそ、
怪我を覚悟
しないと行けない。生傷というか打撲は当然受け入れないと行けない
親子空手の宿命。
親が、サンドバックの代わりになるのだ。顎尻おやじの知るところでは、
息子の突きで病院送り
になったお父さんもいてる。顎尻おやじもヤマト(ハウル)の下段をモロに喰らって仕事場で階段登れなかったこともある…。結構怪我が絶えないのだ…。それにミットを持つのも結構技術がいるのだ…。子供の気持ちを乗せるミットの持ち方もある…。
それ以外にも当然、大会の申し込みやら、遠征に関係する段取りやら費用。バラバラな防具を買い漁り、大会にあった防具を持参するなどなど結構手間がかかるのだ…。
ウチの二人は昨年から、他流派の試合に出たいと言って来て一年半ぐらいが経とうとしているのだが、普通は皆、小学生でフルコンタクト空手を辞める子が多いので、親子空手も幼い頃から空手をやっている子供さんでも6年位で終わるのだろう。だからウチはまだまだ
駆け出しの親子空手
で走り出したばかりだが…。結構大変だ。
それなのに、他の親御さんが一生懸命に頑張っている姿を見ると
純粋に凄いなぁ…
と感心してしまう。まぁそれでも親子空手をやって行けるのは
弱くても空手が好き
と言う子供のモチベーションと
殴り合いが面白い
と言う気持ちに期待しているからこそだ。
まあ、せいぜい小学生か中学生終了で辞めるフルコンタクト空手。親子空手も当然ながら中学校までなのだろう。ウチの二人もいつまで続くのやら…。毎週の大会も親にすれば大変なのだが、いつまでも続くわけではない。ウチも後数年なのだろう…。だから、だからこそ
今は一生懸命、子供と親子空手をやろう!!
と決めている。多分、妻もそうなのだろう…。一人辞め、また一人辞めしていくフルコンタクト空手の世界。できれば息の長い武道、続けれる格闘技、高校生、大学生、はたまた社会人でも出来るスポーツであってほしいものだ。
大会会場などでお会いする
親子空手実践中のお父さん、お母さん!!
期間もそう長くはないので、大変だと思いますが、頑張りましょう!!
ウチももうちょっとだけ、頑張ってみたいと思っています。
それでは、また。大会会場などでお会いできるのを楽しみにしています。つづく。
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