ログハウスの悪魔と遭遇、キャンプ場で恐怖体験。

家族

怖過ぎて怖過ぎて、怖いのが苦手な方は読まないでください…。

 キャンプ、ここ数年流行ってますよね。顎尻おやじも学生時代に(バルブ期に流行った記憶があるのですが…。)ちょっとハマった時期がありましてね。子供が出来てから自然が大好きな子供たちですので、ちょっくら自然と戯れに年に1、2度出かけます。

 タクボンも何度かキャンプに出かけたことがあるのですが、どちらかと言うとインドア派のタクボンは美味しい料理は食べたいけど、自然の中ですることが限られるので、ちょっと苦手かな。ハウルとレモンは自然、川、海、山、虫、魚、キャンプ大好き。

 「キャンプに連れて行って」

とよく言われます。奥様はと言うと、当然ながら虫が苦手、暑いの苦手、外に行ってまで料理…って感じなんですが、子供の為なら、涼しいところで、虫か少なく、ログハウス的なバンガローならOKってことで、そんなとこある??って感じですがそんな場所を選んで行っております。

 

 去年の話ですが、とあるキャンプ場でバンガローを借りていつも通り、妻とハウル、レモンとキャンプを楽しんでいたのですが、なんやら不思議と顎尻おやじ、その日は何かに睨まれている気がして仕方がないのです。それもログハウスの中で…。

 

 ちなみに私は霊感は全くありません。見えないものを見えるなんて言ったこともないのですが、しかしなんか、宿泊するログハウスが気になります。今までこんなことは一度もないのに…。

 

 飛行機にあれだけビビる顎尻おやじは当然、弱虫です。

 

 気になり出したら、弱気の虫が出てくるのです。でも他の家族は、そんな気配を感じることなく料理などを楽しみ、温泉に入って寝る準備。それでも顎尻おやじは不安で仕方ないのですが…。

 夜も深け、みんなが寝るようになっても布団の上で真上を見上げるだけで寝れません。

 見上げると立派な梁となるのか天井に床と平行に木が天井を支えるかのように一本浮いているのです。当然その木を壁などで支えているのですが、その木が気になって、気になって。

 それでも疲れてたのか…。

 うとうと…。うとうと…。

 遂に顎尻おやじも寝てしまったのです。

 そして、その時がやってきたのです。

 

 午前2時ごろ(後で携帯の時計で確認)顎尻おやじはフト目を覚ましたのです。そして、そのまま天井を見上げますと、先程、宙に浮いた様に設置してある大きな木の上に、

   何か大きな尻尾らしきものと、目が見えた気がしたのです。

   

   うぎゃ^^^^^^

っと大声で叫んだ顎尻おやじの声にバンガローに居た家族は皆飛び起きます。

   「どうしたん、地震??」

なんて皆んな、寝ぼけてます。

 顎尻おやじが、

   「なんか天井にる、この大きな木の上に何かおる。大きな尻尾を持っている奴や」

   「怖かったでーーー」

   「見たんや、俺」

   「アイツが俺を睨んでた犯人や…。」

と言うも皆さん信じてくれません。

 そこでハウルが嫌々勇気を振り絞って木の上あたりを見てくれましたが何も居ませんでした。

   「なにも居らんで、夢でも見てたやろう、迷惑や」

とイヤイヤ眠い目を擦りながらボヤくハウル。妻とレモンも早よ寝よって感じ。顎尻おやじからしたら、

   「そんな訳ない、絶対何か居た。何者かが俺らの上の木に間違いなく居た。今は居てなくてもさっきは間違いなく居た。」

と思って怖くなり木の下で寝ていた場所を少し移動して天井ばかり見ていた。

 気になって…。気になって…。

と思いながらも、またウトウトと寝てしまっていた。

 そしてしばらくすると、顎尻おやじはまた目が覚めて…。天井を見上げると、あの木の上に…。

  ウワァーーーーーー

  あーーーーーーーでかい、イタチ!!!!!

  

っとまたまた布団を抱きながら、大声で騒いでしまった。

 当然、家族は先程より飛び起きる形で起きた。

 「何、なに、ナニ」

 「なにがあったの」

と三人の眠そうな声。

 しかし、顎尻おやじは

 「おったんや、おったんや、間違いない。」

 「アライグマぐらいのイタチや」

 「デカイ尻尾を持ったイタチや」

と言うと、三人は

 「ほんま…???。」

そう言いながら、ハウルがまた、木の上を隅から隅まで確認してくれたが、

「おらん、おらんで、ええ加減にしてやー」

 「顎尻おやじ、アホちゃう??」

って怒る💢その怒っているハウルの後ろから、あの木の上にのそっと

 彼奴(あやつ)が現れたのである。

 そしたら今まで顎尻おやじを馬鹿にしていたハウルが今まで出したことがない

 ウォーーーーー

っと腹の底から唸り上げる声で、バンガロー内を逃げ倒した。

それにツラれて妻もレモンもギャーギャー。

 そんな三人を見て、

   「やったー、」

   「やったー」

  「やっと分かってもらった。これ程うれしいことはない。」

俺を馬鹿にしていたハウルがイタチより俊敏に逃げた。三人がギャーギャー言ってるのにビビってイタチは部屋の何処かへ。

 それからは、「ビビったなー」って朝食までバンガローの中で全員で話をした。そして、顎尻おやじを馬鹿にしてて1番にイタチにビビって逃げたハウルを大笑いした。

 そして、二日泊まる予定であったので、バンガローを別の棟に変えてもらったことは言うまでもない。

 

 キャンプ場の受付の人は、「すいません。結構開けっぱなしにされる方が多いので、イタチはいっていることもあるんです…。」

って感じでした。

     ありゃまぁ

                  つづく…。

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