ああ無情!!全日本最強(凶)決定戦。最終章!!

空手

妻の涙とレモンの恨み節!!ハウルは仇を取れるのか…。

 前回のブログで顎尻おやじが怒っているのは、十分ご理解いただけたと思うが、実は私以上に怒っていたのは

 の方だった。

 いや、心で泣いていた…

そんな妻は、同大会での二人の映像を見ないのだ…。仕事で行けなかった大会。本来なら休憩中に映像を確認するぐらいするであろうが、

 辛くて見れない…。

と言うのだ。そして妻の

 怒りすぎる…

のだ。実は、JKJOの大会に妻は恨みを持っているのだ…。

それは去年、ハウルが試合の出場権を得た事で

 花の都 大東京

まで、家族で行った

 JKJO全日本大会

事件はおきた。この大会も当然ながらセコンドライセンスを持った者

 正装??

でしか入れない状態でアリーナには選手セコンド等しか居れない状態だったのだが、

  一部例外が認められていた!!

それは、

  アテンダントチケット

なるものを購入したからだ!!

 なんと

  五千

もするのだ。触れ込みはこうだ。

  選手、審判、セコンドしか入る事ができないアリーナに選手と一緒に入退場、試合中は側で観戦できる特別なチケットです。各コート横に専用のアテンダント席を用意します。声を出しての応援はできませんが、ビデオ撮影は可能となっています。

 そして、注意書きとして観戦エリアでは正装となります。ワイシャツ、スラックス、またはスカートとなります。

となっていた。五千円も席のチケット以外に払うのだ。それなのに、妻はハウルとアリーナに降りて行き、いざ試合になってアテンダント席に座ろうとしたところ、妻の服に

 襟(えり)

がない為、そのアテンダント席に座らせて貰えなかったのだ。襟がないとダメとも書いてないのに、お金を払っているのにだ。人のお金をそれも

 5000円

も払らわせといて、なんで座らせて貰えないのだ…。

それにそのJKJOの本大会では当然の事ながら、セコンドに着くには資格以外

   正装(正装の定義ってなんなん????)

でなければならないのに、こともあろう事か

 道着のままセコンド(空手家の正装??)

についている人が多く見られたのだ。それを大会本部はマイクで注意はしていたがコート、コートで許されていたにも関わらず、妻は

 襟(えり)

がないだけで、、爪弾きされたのだ。(これが本当の妻恥記妻は東京で怒り狂い、顎尻おやじに

 ハウルレモンがどれだけJKJOの大会に入れ込んでも、私は絶対にセコンドライセンスなんて取らん」

 「あんた取ってもエエが、私はセコンドライセンスは取らんし、襟付きの服は着ていかん」

 正装も分かってないし、襟が付いてないものが正装ではないなんて訳わからんルールに屈しない

とことある事に言っていたのだ。だから、今回のことも含めて

 怒り!!満チクリン(こんな言葉あるんやろうかぁ…。)

なのだ。

完全に顎尻おやじより怒ってます!!!!

話を変えて、ハウルの試合に…。ちなみに別会場でハウルのアップをしているなか、

 失意のレモンは

会場隅っこで泣いて…。携帯ゲームをするのがやっと…。(ゲームできるんかい!!)でも話はしない…。ハウルの動きはそこそこ。対戦相手はやはり

 デカイ相手

である。そして試合前に二人が待ちに待っていた

 親戚の兄ちゃん

が到着した。そして観覧席で

 膨れっ面のレモン

 「お前、試合まだかぁ…???」

とからかった。(当然私のラインでレモンの結果は知っていた)そして、すでに

 ど緊張

顔面硬直

 ハウル

に、

 「お前なぁ、誰も期待してないんやから、もっと気楽に試合せえよ!!」

 「俺かってな、職場から近いから偶々来ただけや…」

 「負けてもエエって思って普通にやったら勝てる相手ばかりやろう??」

と煽られてアリーナに降りて行った。

そして、

 親戚の兄ちゃん

は、アリーナに居るハウル

 希望の眼差しで見つめていた

そして、ハウルの試合。相手はハウルよりは身長は少し小さいも体重では相当上回ってそうな選手。

 ザ、重量級!!!

と言う試合。それも珍しくハウル

 右ストレートが炸裂

してのファーストコンタクトであった。それを見ていた

 親戚の兄ちゃんも思わず、

 「お〜いいね〜」

と声を漏らす。根っからの空手好きの言葉

そして互いが突きを打ち合う中、ハウル

 右下段炸裂!!

たまらず親戚の兄ちゃんも、

 「よし、ナイス!!!」

と言ったところで、ハウルの反則を取られる。顎尻おやじも

  掴んでないのに…。

  掛けもしてないのに…。

と思っていたら、親戚の兄ちゃん

 「なんで??なんで??_」

 「あれ、反則ちゃうやろう??」

と叫んでいる。

こちらが叫ぶのを忘れるぐらいに先に言ってくれている。そしてハウルの進撃は、この 

    審判の注意!!

で止まった。あれを反則?と取られると攻撃できないハウル。そして徐々に押される。そこで、起死回生の得意技で

 技あり

を狙って行くも、審判は取ってくれず…。

 あ〜〜〜〜

と心の中で顎尻おやじが思っていたら、横で親戚の兄ちゃん

 「さっきの反則取るぐらいなら、今の攻撃取れよ!!」

半分怒り気味!!そして、ハウル徐々に押される。そして試合終了。

   終盤手数も上げれず。

   得意な攻撃も出せずに終了。

   そして判定!!

当然、

   ハウルの負け

である。

そしてゆっくりとアリーナから2階観覧席に戻ってくるハウルカウンターの言が襲う。

 お前、スパーリングしてるんと違うんやぞ!!」

 「なんで、死ぬほど息切れてないねん??」

 「なんで歩いて、ここまで来れるんや??」

 死ぬ気でやれよ!!

 「全力出しきれよ!!

 お前には期待してないって言うたやろう??

と捲し立てたのだ…。

しかし今のハウルに打ち返す口はなかった…。言われて当然の結果!!

 期待してない、期待してない

と言いながら

誰よりも期待して見に来てい親戚の兄ちゃん

その想いハウルも気づいているからこそ、言い返せないのだ。

 「ええか、死ぬ気でやれ!!」

 「そうでなきゃ、俺もうお前の試合を見んぞ!!」

そう言って、親戚の兄ちゃんは会場を後にした。顎尻おやじは憔悴しているハウル

  帰って今のお前の試合の映像見たらビックリするだろうなぁ…。

  あんなにもハウルの良い攻撃が相手に決まったら、

      嬉しそうに絶叫している親戚の兄ちゃん

  そんな映像が残っているのを見て、ハウルはどう思うんだろう…。

と思った。

そして、憔悴した二人とギックリ腰の顎尻おやじは約2キロはあろうかと言うマイカーを置いている駐車場に足を少しづつ向けた。

 顎尻おやじ

    ハウルの負けレモンの失格

と言う惨劇に心を痛めていた。そのオヤジも二人に言ってやれることは、

 「また、次や、次。来週も試合、また頑張ろう!!」

と言うも、昼飯も満足に食べてない三人残されたパワーはなかった。良い大会ではあったが、悔しい、そして苦い一日であった。

 ああ無情!!

まさしくそんな一日。

帰宅して、顎尻おやじ!!ストレスから大人買いそして大人喰い!!

お気に入りのレディボーデンを丸ごと一人喰いしてしまった…。

どう考えても、この写真いらんやろ…。

それでは、また…。つづく。

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