永遠に幸せになりたかったら釣りを覚えなさい！！

釣りは最高！！

　いきなりですが、

　１時間、幸せになりたかったら酒を呑みなさい。

　三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい。

　八日間、幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい。

　永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。

中国古諺

　ってご存知ですかね。事実かどうかはわかりませんが、（知らんけど…。）私は幸せです。

　子供の頃に、婆ちゃんと川に鮒やハヤを釣りに行ったり、爺ちゃんと釣り堀に行ったりと子供の頃から釣りは大好き。小学生の作文も釣りの話ばかり。今は、海で舟釣り（乗合船を利用）をするのが大好きですが、結構、その年代年代で色々な釣りを楽しみました。上手い方ではないですが本当に楽しんできました。

　その影響をもろに受け、子供達は３人とも釣り好き。大好き。タクボンですら波止からのサビキ釣りに何度か行って楽しんでいます。ハウルとレモンは好きすぎるぐらい釣りが大好きです。

　コロナ禍でも釣りは一人でできて野外で風も吹き、黙ってプレイするということでコロナ禍のレジャーで一人勝ちって感じるぐらいの遊びでした。

　女性のプレイヤーも増えたような気がします。昔は、釣りはどんな釣りでも（バスフィッシング以外かな）男性で年配の方向きって感じがしてたのですが、今はそうでもないようですね。釣具屋も以前より流行っているように感じます。

　ハウルとレモンは小学一年ぐらいから海での船釣りに私と出て色々な魚と対峙しています。タイ、アジ、タチウオ、イサギ、ハマチ、メジロ、ブリと色々な魚と時に戯れ、時に格闘して釣り上げています。

　少しエライなあと思うのが、あまり釣れなかった日でも、

　「面白かった」

　「また、行こう」

と二人して言ってきます。

　実は昨日も二人と快晴の海に出て、タイやアジ、イサギと釣り上げてきました。めっきり釣りにハマっている二人ですが、だいぶん前の話になりますが、小学校１年生になってすぐのハウルを釣り船に初めて乗せて釣をし終えた時の感想が、

　「よくこんなオモロイもん一人でやってたなあー」

とまさかの顎尻おやじへの怒り。💢

を口にする程面白かったようです。

　そんな二人が好きな釣りの一つが、波止からのサビキ釣り。本当に手軽に釣れ、プレイ時間もウチでは2時間ほど。私達が行くところで釣れるのは、小さなアジ、サバ、イワシで丁度、今ごろからよく釣れるようになります。「今年もいつ行くんや」って催促してくる二人です。時にはレモンのお友達も連れて行ったこともあります。

　釣れない時でも面白いと行ってくれるほど釣り好きの彼等の楽しみは釣るだけではありません。釣った魚を食すことも楽しみの一つです。何やら最近の日本では魚を食す人が少なくなっているように聞いておりますが、３人の子供達は魚を食べるの大好き。

　サビキ釣りで釣ってきたアジなども自ら手開きして（魚を包丁などを使わず、簡単に手で捌いてハラワタなどを取り去る）した処理をしてしまう。そして、それを奥様が（パパッとと言うと如何にも簡単に作ってると思われても、奥様に言われても困るので…。）丁寧にお料理してくださる。

　小さなアジの素揚げや、フライ、カレー粉を塗した唐揚げ？などなど。でもタクボンも含めて子供達全員が大好きなのが奥様の

　　南蛮漬け

アジでもサバでもイワシでも一緒の味付けで作ってくれる。これがまた

　　美味い。

ほんまに美味い。家族みんな大好き。小さな子供用の釣りのクーラー満タンにして釣りから帰ってくるのですが、それらの魚を一匹残らず処理してお料理、お料理。小骨も何のその。みんな、パクパク。

　そんな南蛮漬けやアジのフライなどを堪能しながらハウルとレモンが言うのが決まって、

　「学校ではみんな、特に女子が給食で魚が出ると食べずに残すの。」

　「信じられない。こんな美味いのん。分からんやろう？？」

って言っている。そんなに皆んな魚を食べないの？？って聞くとホンマに食べん。「全部、俺が食べる」って二人はいつも言っています。毎回毎回言うぐらいやから、ホンマに今の学生さんは魚を食べない、食べさせてもらってない、食べたくないんですね。勿体無いです。

　あと舟釣りに出た時は私が下手なりにも調理しますがね。

　奥様との約束で

　　「釣りは確実に魚を釣ってきて料理をして家族に振る舞い、片付けるまでが釣り」

とまるで小学生が

　　　　「遠足は帰宅するまでが遠足」

みたいなルール。

と言うか、独裁政治的な（知らんけど…。）発想と発言で、釣りに行くことに一切文句を言わない妻ですが、釣りに行ったら必ずその日の晩ごはんを魚で作って家族に振る舞うこと。もし釣れなければ、それに変わる何か料理を作るか、買ってくるかしないとアカンルール。

　だから釣る顎尻おやじも必死。

　魚との格闘も、真剣になる。

　全く釣れなくて、お好み焼きや弁当を家族分かって帰ったこともある。金は掛かるし魚に馬鹿にされた感もあるしで、腹がたつ。顎尻おやじ、人間にどんだけ馬鹿にされても耐えれるが（知らんけど…。）、魚に馬鹿にされたらキレる💢タイプ

　まあ、でも魚釣りに行っても一切文句を言わない妻には感謝しているし、私が釣った魚をおろして刺身を作ったりしても

　　美味い、旨い、うまい

って言ってくれる子供達にも感謝している。

まあ、たまにはまた釣りの話もしますわ。顎尻おやじは釣りが趣味。タクボン、ハウル、レモンと３人とも釣り、魚を食べることが好きって覚えておいてくださいな。

　釣りってエエよ。

　海、最高！！

それでは、また。

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく…。