部屋は汚いくらいが丁度いいらしい…。知らんけど…。
ウチの家にはレモンの友達がよく来てくれる。男の子、女の子、色々な年代の子供達が来てくれる。全て
ウエルカム
って感じで家に招き入れると10人ぐらい居る時もある。あまり多くの子が来るので、たまに
「あの子誰??」
って聞くとレモンは
「俺も知らん…。」
って言う寛大なお子様、レモン。
挙句に、
「知ってるか知らないかはどうでもエエやん!!」
「一緒にいて面白いかどうかが大事!!」
と言う有様!!せめて家には
知っている子を入れて欲しいなぁ…
と心の中で呟くも届く訳もなく…。
まぁ有難いことだと親としては感じているんですがね。
それよりもハウルとレモンが遊び場となる部屋を全く片付けなくて困っている。友達が遊びに来た後が大変だ。ここは戦場かと言うくらいに荒れている。
お菓子の袋や、食べかす、ゲーム、漫画本、マフラー、手袋、帽子、財布などなど誰の忘れ物か分からんぐらいの散らかりよう…。また、それを友達に片付ける様に言わないレモンも悪い。
それでも、また友達が来てくれるので、レモンと一緒に部屋を片付けるのだが、レモンは
整理整頓とお掃除
が嫌い、大の苦手。
「この世に、整理整頓の四文字熟語は要らん!!」
といってござるのレモン様。ましてや掃除なんて
やる気ナッシング!!
それを無理やり遊び部屋に連れて行って掃除させようとするとレモンは、
「俺の友達な、この汚い部屋が好きやねん!!」
「これぐらい汚いぐらいが落ち着くらしいわ…。」
「だから、この状態で置いといてあげて…、皆んなの為にも…。」
って言い腐る。そんな嘘に騙されてたまるか!!と決意し反撃の口火を切る顎尻おやじ!!
「お前の友達の話なんか!!信じられるかぁ!!」
と言うとレモンは、
「なんで俺の大切な友達の言葉を信じられないの??」
「それでも、まともな親なん??」
「息子が言ってたって言うねやから信じたらええのに…」
って言うので、顎尻おやじが
「お前の友達なんか、!!レモン君のお母さん綺麗やぁ!!って嘘言う奴や!!」
「そんな大嘘付く奴の言葉を誰が信じるかぁ…」
と反撃の一撃。それをスウェーで交してレモンが、
「嘘やないもん、絶対ゆってたよ。友達二人も言ってくれたんやから…」
と言うので、
「言ってないとは言わない。言ってる内容が嘘だと言うんやァー」
「お母さんを綺麗と表現する、その言動とセンスの無さが全て悪だと言っているんや」
「どう見ても、どう考えても、お母さん=(イコール)綺麗は結びつかないの!!」
「それは完全な嘘八百!!」
「ティラノザウルス🦖を可愛いと表現するぐらい無理がある!!」
とそこまで言うとレモンもニコニコやられた感をだす。しかし、それを傍目で見ている聞いているのが
将軍様だ!!(これ以上、デカい文字ない、もっとデカく記したい…)
「何をお前ら好き勝手に私の美について語ってるねん…!!」
「さっさと掃除をしろ!!」
って目で見てくる。(あくまでも言葉としては表現しない…。目で語る…。)
そしてその沈黙の攻撃に、顎尻おやじは心の中で絶叫するのである。
「お前なんて、純粋な子供達に美しいと嘘を付か
せる罪深き女じゃぁーーー」
それでは、また…。
何も言えない顎尻おやじですが…。
つづく。
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