東京、空手世界大会番外編!!

旅行

花の都、大東京!!美味いモンは旨い!!

 色々とブログを読んでくださっている方々なら、もうお気づきでしょうが…。私、顎尻おやじは食いしん坊でして、顎尻おやじ2世と言われるハウルも食いしん坊。二人が、花の都大東京を訪れたってことは、食い倒れる勢いで食べ尽くすのも楽しみにしている一つ。

空手、空手とは言っても、何か美味いモン食べたい、食べたいと二人揃って思っていた。

 そこで、まず東京を訪れて初日の昼は、

   浅草

を訪れ、人力車の気のいい兄さんに教えていただいた老舗のお店。

 天丼の大黒屋。

 気のいい兄さんに聞いて、開店前から並ばないと相当待つらしい、と言うことで開店前に並びに行くも既に結構な数の人が並んでいる。

     それだけ、美味いのか??

って気にもなる。そして並ぶと数十分待つだけで開店で、結構な数のお客さんを一気にお店に入れてくれるので、我々二人もギリギリお店に入れた。そして皆さん、注文が早い、早い。我々が何にしようかと悩んでいる間に、ほとんどの方が注文を終えていた。

そして、結構な時間待ったような気がする。やはりせっかち関西人気質なのか…。でも天丼がきたら、そんなに待ってた事も忘れるくらい、圧倒された。

   器から、零れ落ちるエビ

その

   横たわるエビのお姿

それを見ただけで、 

 美味いに決まってる。そして、二人して無言で口にかけ込んだ。

    美味い、旨い、うまい、ウマ

って独り言呟きながら食べるハウル。その早さに負けじと食べる顎尻おやじ。

ええなぁ。ごま油が苦手な人には向かんけど、コテコテの関西人でもイケるんとちゃうやろうか…。さすが老舗、さすが伝統。

 そして、浅草で買った大学芋が美味かった。店の名前忘れたから紹介できんけど、人力車の気のいい兄さんが、

 「薩摩芋系の食べ物は、浅草では美味いですよ。」

 「浅草は昔から、砂糖の代わりが薩摩芋ですから」

って蘊蓄をいうので、とあるお店で買って試合会場まで持って行って食べた。

 これが、また、旨い。もう一度食べたい。二人して食べ尽くしたが、試合のパンフレットが芋の蜜でベトベトになるぐらい喰べ漁ってしまった。

 そして、試合後の夕食は。

   花菱

を訪れた。

 季節料理、花菱。

ここは、顎尻おやじが大学生の時から訪れたかった場所。憧れの場所。

 長渕剛さんのアルバム

    LICENSE

の中の一曲、

    花菱にて

って曲が大好きで、その曲がここ、花菱のお店で飲んでいた剛様が喧嘩をしたことを歌にしている。若かりし剛様がお酒を飲んだお店。

 そこに行きたかった。

  歌が大好きやから。

   一度、雰囲気だけでも。

    アホ丸出し。

     酒も飲めんのに…。

でも行きたかったので、中坊のハウルと下戸の顎尻おやじで行ってみた。いちげんさんはお断りって言われるかとドキドキしながらお店に入った。

 なんとかカウンターに通して貰った。

周りはお酒好きの先輩方で会話が弾んでいた。ハウルは場違いに気付き、顎尻おやじは、

 どこに剛様が座られて酒を飲んだんだろう…。

と想像を膨らまして頼んだのは、

   ハウルに烏龍茶と、顎尻おやじにノンアルコールビール。

精一杯の背伸びだった。ノンアルコールのビールでも嫌いな顎尻おやじにとって、そのお店で精一杯の背伸び。

 カウンターには手間暇かけたであろう煮物や、魚が置いてあり、すでに美味しそう。メニューには値段が書いてない…。貧乏人の顎尻おやじには、

   怖い、恐怖、なんぼなん??って感じ…。

でもハウルはいつもの調子で

 唐揚げ。豚の角煮。お刺身。

と次々に頼んでは、完食。顎尻おやじ、ちょっとお財布が心配。でも幻想、空想に浸っている。なんども

 花菱にて

を心の中で歌っている。横で、ハウルはいつものペースで食べ尽くす。そんな早いペースで食べてる客は居ないのに…。そして、合いの手のように

 うまい、美味い、旨いわぁ…。

って呟きよる。そして、

  名物??

  ポテトサラダ

を頼んだ。ハウルには内緒にしていたが、顎尻おやじが若い頃から、花菱のポテトサラダが美味いと聞いていた。

 そして、ごく普通の見かけのポテトサラダがカウンターへ。

 顎尻おやじは一口。そして、ハウルも一口。

食べたみたか、ハウルがバクバクとポテトサラダを食い尽くす。あっと言う間の出来事とは、このことだ。

多分、花菱であんなに早く、名物??のポテトサラダを食べ尽くしたのはハウルしかいないだろう…。そして、一言。

 家のポテトサラダより旨いポテトサラダ、はじめて喰った…。

って言いよった。

 母の手料理に勝る、

    ポテトサラダ

ってエエなぁ。

もう一口食べたいなぁって思っても、もう皿には、ポテトサラダ残ってない…。憧れの花菱のポテトサラダ。

 30年、憧れた花菱のポテトサラダ、一口だけに終わってしまった。

そして、腹八分目ぐらいで、財布が怖くてお店を後にした。

ノンアルコールビール、一口飲んで、あと残してきた…。精一杯の背伸び。

でも、ほんま場違いやと思ったけど、エエ店やった。俺が、酒好きなら入り浸りたいお店。

 そんな憧れの花菱。

 また行きたいなぁ。

花菱を訪れた次の日に試合会場で

 剛さん

の歌を聴くことになるんやが、なんか感慨深いものがあったなぁ。心の中で言ってたもんなぁ何度も

 「俺も、あの花菱行ったよ!!」

ってね。

 ホテルで朝、ビュッフェを死ぬほど食べて、帰る前に東京駅で旨いハンバーグのディナー食べ尽くして帰ったんやけどね、

 ハウルに

東京で、1番何が美味かった??

顎尻おやじが聞くと、妻に(母に)向かって、

 「ポテトサラダ。あのお店のポテトサラダ。」

 「俺なぁ、ママが作ったポテトサラダが1番って思ってきたけど、超えてきた、あのポテトサラダ。」

って言いよった。

 妻も、

 「ハウルがそんなに旨いって言うポテトサラダ、私も食べてみたい…」

  🎼 酒の席での戯言と…。許してやれよと、言われても…。🎼

名曲ですわ、花菱にて。

家族でもう一度訪れることを夢見て。

    それでは、また…、つづく…。

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