活躍した多田大祐選手、後藤優太選手、高橋佑汰選手、小西佑哉選手などなど…ユーチューブでは見えないところ満載。
それでは、小西佑哉選手の二日目のお話から…。
ちょっとその前に…。
この小西佑哉選手の初日を見るに、偉そうに上から目線でお話しさせていただくと、小西選手は今までのスタイルを
捨てた…。
そして、
変えた…。
本人さんは勇気がいった決断だったと思う。
軽い階級に絞って来たのもそうだが、それだけではない。
戦い方のスタイル
を変えたのだ。
それを簡単に記すと
⭕️ 構えをサースポーにした
⭕️ 間合いが遠い時は、福地勇人の技術を取り入れた
⭕️ 至近距離では、平木楓の技術を取り入れた
これらをミックスして、今までの自分の得意技である右下段と後ろ回しなどの跳び技を散りばめた組み手スタイルにしたのだ…。(ご本人に聞いたら全く違います!って言われるかも?知らんけど…。)少なくとも顎尻おやじには、そう見えた。早速、ハウルとレモンに言うも二人して
「フ〜ン??」
って感じであったが…。
二日目の初戦、結果的に小西佑哉選手は惜しくも
敗戦したのであるが、本当に良い試合であった…。
恐らく本人さんも満足とは言えないが
スタイルを変更
したことに手応えを得た上で納得されているだろう…。そして、その小西選手の二日目の試合中、誰よりも大きな声で、
「小西いけ〜」
「小西いけ〜」
と叫んでいたのが、今大会初日敗戦なるも
40代でも試合に出続ける
松岡朋彦選手(先生)その人であった…。
まるで中村道場の挑戦する思いを声援に乗せて
腹の底からの言霊
を試合上に立つ小西選手に向けていた…。
負けはしたものの、顎尻おやじ、ハウル、レモン、そして妻までも、来年のJFKOの
小西佑哉選手
に夢を乗せたいと思う。
頑張ってください!!
次の話は、シード選手にも選ばれていた
髙橋佑汰選手
が負けたこと。
優勝した
金岡選手に負けたのだが…。
顎尻おやじもハウルも大好きな選手で、20代前半の極真時代では
前蹴り
と
膝蹴り
そして、
胴回し回転蹴り
を巧みに使う蹴りの名手って感じの選手で、その
男前
から
一撃の貴公子
と呼ばれるほど顔もスタイルも良い。
ただ顎尻おやじは、この高橋佑汰選手の試合場(コート)に入る際の
所作
を見習ってほしいとハウルとレモンにいつも伝える。
どれだけ強くなっても
深々ときっちりと十字を切って礼をする
高橋佑汰選手の立ち居振る舞い
に常に一本負けしているのだ。
ハウルは自らの試合の際は、必ず、高橋佑汰選手の様に十字を切って礼をしている。
今回は残念ながら髙橋佑汰選手が苦手なタイプの金岡選手に負けたが、
49歳まで現役でJFKOに出続ける
と言う目標を掲げているので、頑張ってもらいたいし、顎尻おやじも応援に行きたいと思う。
次に、後藤優太選手は大会でもっとも背の高い選手。体重も100キロ前後の選手。ウエイトリフティングなどもやっていたのかな(知らんけど…。)そしてその後、就職されたのか
昨年の新極真会の世界大会
も会社関係の人と思われる人たちが応援に来ていた…。
ただ残念なことに今回の大会は調子が悪かったのか、それとも会社に就職されて??練習時間が十分取れないのか、
若干、体が小さく
なっていた様に思えた。
実際の体重も以前より軽いが、顎尻おやじが見るに見かけ上
体が小さく
なっている様に感じた…。
以前、
福地勇人選手がユーチューブ
の放送の中で対戦選手を挙げている、
上田幹雄と後藤優太は反則
と言っていた程、お二人とも体に恵まれている。
ハウルが昨年の新極真会の世界大会で
数々の有名選手と写真を撮ったりご挨拶させてもらったが、
この二人だけが
ハウルと一緒に写真を撮っていただいて、ハウルが子供の様に写っていた
稀な選手達である。
また、これは私だけの思うのかもし知れないが
空手選手は道着を着た時が一番大きく映る
そして
調子がいい選手ほど、大きく見える傾向
があると思う。
それが今回の後藤優太選手には残念ながら感じられなかった…。ハウルも大好きな選手なので、ぜひ重量級で優勝してもらいたいと思っていたが、世界大会の出場権は得るも
3位
であった。
見るに研究されているのか以前の様に
一本
取れる様な組み手が出来てはいない。(まあ不利なトーナメントで120キロ前後の選手ばかり当てられいるんだが…。)ぜひ今一度、頑張っていただいて世界大会で
花を開かせて欲しい
と思う。
そして最後に今大会のヒーローと言ってもいい選手。
白蓮会館 多田大祐選手
を取り上げたい。
世間では福地選手の活躍などで盛り上がったが、会場を盛り上げたり並いる強豪を倒して
優勝
した多田大祐選手を私はMVPに上げたい。
準々決勝で新極真会のKCC(チャンピオン オブ チャンピオンズ)の大会に出場する
岡田 侑己選手に快勝
そして、準決勝では同じく新極真会でKCCに出場する
和製タイソン??
の
渡辺 優作選手
の足を下段で痛めつけて快勝!!
そして、決勝では元軽重量級のチャンピオン
同じ多田 成慶選手(多田ものではない試合になると…)と延長戦まで激闘を繰り広げ(顎尻おやじは本線で大祐選手の勝ちと思ったのだが…。)勝利し
優勝
したことを心の中から喜んだ。
先ブログにも書いた様に
平木楓選手の虚偽申告、失格
があったり、
福地勇人選手の喉に対する攻撃を相手選手の一本勝ちと判断されそうになったりと、
会場は異様な雰囲気
で、ここ近年の中では
一番盛り上がった決勝戦ではなかったかと思える程、会場が
燃えていた…。
それこそ、
昔、昔
常勝軍団と言われた正道会館の選手数名が大阪府立体育館で戦った
全日本ウエイト制大会の様に…
白蓮会館、最強の侵略者 南豪宏先生
が
極真会館の全日本に挑んで入賞した時の様に
新極真会VS最強の侵略者軍団、白蓮会館
と言う構図が渦巻いていた。
ただこれはある意味悪い表現として使ってはいない。こうゆう構図がもっとも
空手を面白く
映し出すのだ…。
白蓮会館は福地勇人選手は年配であるが、それ以外の選手は若い選手が多い。
方や巨大組織
新極真会
は
ちょうど一流選手の入れ替わりの時期が今、到来しているのである。
よってこの二つの団体の争いは、しばらく続き今後も
JFKO全日本大会
を大いに盛り上げる事だろう…。
多分、今大会で顎尻おやじの妻の様に空手を余り知らない人であっても、
あの会場の異様な対決色の強い雰囲気を感じ取り、
空手って面白い…
と思った人も多かったに思う。
それを最高潮にしたのが
多田大祐選手のJFKO初優勝であったと思う。
顎尻おやじも腕を挙げて喜んだ
「よっしゃ〜」
ってね。
たまたまね、二日目は空手大会でお会いする子供さんの親御さんがお知り合いと一緒に座られてたのだが、顎尻おやじの
声 援
がさぞうるさかったことと存じます。ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
そして魚本選手や、新極真会の推しの選手、女性有力選手なども書きたかったのですが、今回のJFKOはこれぐらいで…。
出場選手の熱き戦いに、感謝…。
こんな大会を開催してくれている新極真会を中心としたJFKOに感謝…。
そして、うちの子供達は大会を二日観戦して、何を想い、何を感じ取ったのだろう…
それでは、また…。つづく。
コメント